また更新を放ったらかしにしていました…ので改めて毎日書いていこうと…思います…
金曜日に出張で仙台まで行っていました
仕事が終わった後、ちょっと寄り道をして「この世界の片隅に」を観て来たのですが
観終わった後、ちょっといろいろ心に来るものがありました
多少ネタバレ気味ですけども自分の中でモヤモヤしたままでいるのが
どうしても嫌になってきたので、ちょっと書き残しておこうと思います
一つはすずさんが「自分の居場所は本当にここなのか?」と悩むところでしょうか
すずさんが自分の居場所を探す、というのもこの映画にあるテーマの一つなんじゃないか…という風に感じたんですけど
家の手伝いをしながら育ってお見合いの話があり好き嫌いも分からないまま嫁いでいったすずさんが
時間はかかったけれども自分の居場所を見つけられた終わり方だったなぁ、と
二つ目に春美ちゃんを亡くした後「こうすればよかったのではないか?」と
失ってしまった右手を眺めながら思い返すシーンの重さが心を締め付けました
身近な人を亡くした時、こういう風に思ってしまうのは誰にでもあると思うんですが
一度囚われるとなかなか抜け出せないような気がします(少なくとも個人的には)
映画の終わり方としてはすっきりしていたのに、観終わった後に心に残った感情を整理すると
この身近な人を亡くした無念さみたいなものが尾を引いているように感じます
まだ映画を思い出すと心がざわついてちょっと涙が出るので、まとまりがないんですけども
しんどいけどもいい映画だったのは間違いないでしょう
パンフレットを買わずに映画館を出たのが悔やまれます