あさがおと加瀬さん。

仙台に研修に行っていたのですが、思い付きで「あさがおと加瀬さん。」を観てきました
上映開始から一月ほど経っていたのでスケジュールも微妙な時間(平日は夕方5時の1回のみ)だったので金曜日のレイトショーに行くために宿をとる羽目になるとは…背中を押してくれた人がいたからですけども…
観終わった後、あまりの良さについ感想を書きたくなってメモアプリに書き込み始めたのですが
タイムラインに上げると最高にアレなのでこっちに投げて供養します
たぶん読んでいる人いないし

チケットをネットで予約した段階では席が一つも埋まっていなかったのですが
実際映画が始まってみると周りに数人いるだけで、観ている最中にニヤニヤしても怪しまれない快適な環境だったのはありがたかった
混んだ環境で観るの地味に苦手なんですよね…といっても混んでたのは「この世界の片隅に」の時くらいでしたけど(あの時は女性が多くてなんか緊張した)
映画をあまり見ないので、上映前の予告で街のお店のCMが流れるのは新鮮だなあ、とかぼんやりしていると暗くなり予告編が始まりましたがドラゴンボールや夏目友人帳やペンギンパレードとアニメが続いたあとに恋愛映画が出てきて、順番逆だろ!というか客層にマッチしないでしょ!とツッコんでしまったんですけど、本編が始まったらそんな映画よりもさらに甘い映画をお出しされるとはその時思わなかったですよね

「前情報なしで観てほしい」というアドバイス通り、原作未見、公式サイトにある予告編を一度見ただけパンフなし公式サイトのキャラクターページすら見ない、な状態でしたがとにかく始まりから山田ちゃんが乙女でお姫様&加瀬さんはイケメンで王子様すぎて
山田ちゃんがかわいすぎか!かわいい!!
最初の加瀬さんからの電話のシーンだけでもうノックアウトですよ
後ろに座っている人がいなかったら頭を座席に叩きつけていてもおかしくなかったです本当に

山田ちゃんは毎日コツコツとお花の手入れをしていて、加瀬さんの陸上競技の成績みたいな分かりやすい指標がないんですけども、加瀬さんはそのひたむきな努力を知っているから心惹かれているんだろうなあ…たぶん
山田ちゃんに振り向いてもらえる日が来るのを待ってたからなんともいじらしいというか奥ゆかしいというか…
それだけに両想いになれた二人の一途な気持ちが痛いほど伝わってきて、とにかく二人が結ばれていつまでも一緒にいてほしい…朝顔の花言葉通りに…!
最後が「これまでも、これからも」みたいな締め方なのもよかった
学生時代、進学のタイミングで今まであれだけ仲が良かった人とも簡単に疎遠になってしまう…んじゃなくて「付き合っている人と離れたくない」シンプルな気持ちを押し通すことの難しさを乗り越えようとする二人の強さに心を打たれるのですよ

三河っちが山田ちゃんの背中を押してあげてるのもいいなあ…
こう、友達が迷ってしまった時にそっと導いてあげちゃうの、友達として本当に好きなんだろうなあって
…バカップルになりかけてる二人が面白いから、というのもありそうですけども…(二人ともうじうじしちゃって物語として前に進まないのも?)
入場のときにもらった小冊子にも「ごちそうさまでした!」な三河っちがいましたけど(かわいい)

パンフやBDの売り切れは正直辛い…今更観ているのもあるけど、売り切れ続出しているようなので何とかならないかな?
近くの映画館が上映してくれた時には行ってパンフとかBD買いたいです
盛岡は映画の街を標榜しているので上映してくれるといいのですが…?
映画が上映されなくても、BDが一般販売されるのは首を長くして待ちたい
できればもう一度観たい何回でも観たい、そう思わせる映画でした

「恋と青春の輝きだけをギュッと詰め込んだ」一時間で、これ以上続いていたら頭がどうにかなりそうだけどもこのまま二人が永遠にイチャコラするのを観てみたくもあります…できれば1クールアニメで!
とにかく二人がいちゃいちゃしているだけの時間を見せられたのでお腹いっぱいにもなったんですけど、正直こんな恋をしてみたくなりますよね?自分がやるとおっさんずラブになっちゃいますが…